暑い日が続きますね。お子さんの食欲は、変わりありませんか?
夏の献立は、暑い夏でも食べやすい料理を取り入れています。汁物は、暑すぎないように冬よりも早めに盛り付け、温度調節を心がけています。
今日の献立は、昼食:ごはん、夏野菜のトマトスープ、鮭のコーンマヨ焼き(バジル入り)、三色サラダ、バナナ / おやつ:牛乳、どら焼き(かぼちゃあん)
昼食のスープは、トマト缶が入ることで、さっぱりとします。鶏もも肉等を加えると、うまみが増してトマトが苦手な子も食べやすくなります!鮭のコーンマヨ焼きは、保育園で育ったバジルが入り、チーズとの相性と香りもよく、子ども達の人気のメニューです!
おやつのどら焼きは、夏限定!夏が旬の食材、かぼちゃを使ったあんが入っています。皮付きのかぼちゃを茹でてマッシュしたあんをつぶあんと一緒にサンドしました。
~鮭のコーンマヨ焼きのレシピ~
<材料>
鮭 6切れ コーンクリーム缶 大さじ5(60g) 粉チーズ(なければピザ用チーズ) 大さじ1・1/2 マヨネーズ 大さじ4 あればバジル 適量
<作り方>
- コーンクリーム缶・マヨネーズ・粉チーズ、あればバジルのみじん切りをよく混ぜる。
- 鮭に①をのせて、オーブンなどで焼き色がつくまで焼いたら、出来上がり!
※フライパンでも作ることができます。鮭を両面焼き、お皿に盛り付け、鮭を焼いたフライパンでソースをあたためて、鮭の上にトッピング!
※余ったクリームコーン缶は、スープ・グラタン・リゾットなどに使うことができます。
※卵アレルギーのお子さんは、マヨネーズ抜きにして、チーズを少し多めにしてください。乳アレルギーのお子さんは、チーズ抜きにして、マヨネーズを少し多めにしてください。
※卵と乳アレルギーのお子さんは、マヨネーズとチーズ抜きにし、代わりに豆乳と塩を少々加えて作ります。
<鮭の栄養>
肉は、赤身ですが、白身魚の仲間です。良質なたんぱく質に富み、白身魚の中では脂肪が多め。この脂肪には、EPA、DHAが豊富に含まれ、脳の働きを助け、血液をサラサラにします。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く、骨や歯の強化、皮には、目の疲れや血行改善に効果のあるビタミンB群が豊富に含まれているので、身と一緒に残さず食べたいものです。
~夏バテ予防の食事の工夫を紹介します~
1.ビタミンB1を含む食材を取り入れ、疲労回復効果!
夏場はエネルギー消費が増えるので、代謝に必要なビタミンB群が不足しがち。食事からビタミンB1を補給しましょう。
ビタミンB1が多い食材:うなぎ、豚肉、枝豆、大豆、胚芽米など + ”アリシン”の含まれる食材(にんにく、ねぎ類など)を一緒にとると吸収率がアップします!
2.いつもとちょっと違った風味を加えてみましょう!
◎ごま、みそ、酢
◎梅干し、柑橘類(レモン・オレンジ等):クエン酸が含まれているので、疲労回復に!
◎香辛料(カレー粉等)・香味野菜(生姜、しそ、バジル等)
→冷しゃぶ、冷奴、サラダ、魚や肉などの焼き物、チャーハン、厚揚げや肉じゃがなどの煮物、スープ、天ぷらの衣などに
◎片栗粉
→スープ、煮物、あんかけ等、とろみをつけて冷ますと、のどごしがよくなります。
3.夏野菜を取り込んで!
夏野菜:トマト、きゅうり、ゴーヤ、とうもろこし、かぼちゃ、なす、ピーマン、レタス、とうがん、ズッキーニ、オクラ、枝豆など
夏野菜には、夏に必要な水分とビタミン類がたっぷり含まれています。暑さで弱る胃を刺激し消化を助け、のぼせた体を冷ましてくれます。
4.食欲をそそる工夫を!
◎冷やす(じゃがいもスープやコーンポタージュを冷蔵庫に)
※冷たい料理ばかりだとお腹を壊してしまうので、一品加えるくらいが◎
◎盛り付け
透き通ったお皿、飾り切りや型抜きなど切り方を工夫すると気分が変わります。
◎彩り
緑や赤、黄色など食品の色合いを上手に組み合わせてみましょう。
食事から栄養をとり、暑い夏を元気に乗り切りましょう!