21日(金)にゆり組さん、24日(月)にたけ組さんで、いろいろな乾物をさわってみました。
はじめに乾物についてのお話をしました。
乾物は、むかしの人が冷蔵庫がなくても長い間食べ物をとっておけるようにと考え出されたものであること、干すことで栄養が増えるということをお話しました。
次にさまざまな乾物をクイズ形式で見ていきました。
給食で使う頻度の少ない車麩や高野豆腐は難しいかなと思いましたが、みんながよく答えていました。
「春雨はじゃが芋からできているんだよ」「高野豆腐は一度凍らせて作るんだよ」というお話をすると、子どもたちは「えー」と不思議そうな様子でした。
最後に8種類の水に戻す前と後の乾物を用意して、実際に触ったり、においをかいでみたりしました。
(写真 左:水に戻す前 右:水に戻した後)
・ 上:すき昆布 下:切り昆布
水で戻した昆布を触って「ぬるぬるしてるー」と楽しそうでした。
同じ昆布ですが、切り方の違いで感触がだいぶ変わります。
・ 上:にぼし 下:高野豆腐
水で戻す前の高野豆腐のにおいをかいで「いいにおいがする」
水で戻した後の高野豆腐をさわって「スポンジみたい」「しぼるといっぱい水が出る」と興味津々。
・ 上:春雨 下:わかめ
茹でた春雨をさわって「なにかに似てる。こんにゃくだ!」
・ 上:マカロニ 下:干し椎茸
干し椎茸のにおいは、戻す前も後も苦手な子が多いようで「くさーい」という子が多かったです。
その日の給食のミートソーススパゲティを食べながら「スパゲティも乾物だよね」という子や、マセドアンサラダのじゃが芋を見つけて「これから春雨ができるんだよね」とお話の中からいろいろな発見をしてくれました。
昔の人の知恵によって考えられた乾物を、子どもたちが身近なものに感じられるように、これからも給食に取り入れたり、触れる機会を作っていきたいと思います。