11月15日に長野市の保健師さんに来ていただき、支援センターの育児講座「生活リズムについて」を行ないました。

【内容のポイント】

脳が1番育つ期間は0~5歳の間です!

その期間にどれだけ生活の中で五感を刺激して、脳の神経細胞を繋げていくかが重要です。
脳を育てる為には、セロトニンを沢山分泌させることが必要!

セロトニンが安定して分泌される事で、心や生活リズムの安定に繋がります。

逆に、安定して分泌されないと、精神的に不安定になってしまったり、攻撃的な言動がみられるようになってしまいます。

セロトニンを分泌させる為には・・・

◎早寝・早起きをしよう!

・日の光を目に入れる事で、リズムが作られていきます。朝の5~7時がセロトニンが1番分泌される時間帯です。

寝かせたい時間の14~15時間前に起こしましょう!(20時就寝の場合:5~6時に起床)

 そうすることで、夜には自然と眠くなるリズムになっていきます。

・大幹深部(体の芯の部分)が冷えてくると、眠くなります。子どもが眠くなる時に手足が温かくなるのは、大幹深部が冷えてきているサインです。

 →お風呂に入ると体が温まる為、大幹深部を冷やす為に、寝かせたい時間の1時間前には入浴を済ませましょう。

・メディアを寝る時間の1時間前には避け、部屋も暗くして、寝る環境を整える事で、スムーズに眠ることが出来ます。

◎バランスの取れた食事を摂ろう!

・セロトニンはタンパク質からつくられます。積極的に摂りましょう。

 ※もちろん、他の栄養素もとても大切なので、バランスよく摂れると良いですね。

・朝ご飯がなかなか進まない子は、生活リズムを整えると食べるかもしれない、との事でした。

◎体を沢山動かそう!

・朝にリズム体操を行なうのがお勧め!・・・しかし、朝に体操をするのは、なかなか難しいですよね。

 実は、咀嚼もリズム体操と同じ効果があります!朝食をよく食べると、頭もよく働きます。

・午前中から沢山遊べると良いです。

 子どもは、手足をダイナミックに使う動きから、指先を使う動きへと発達していきます。



☆不安になると、セロトニンを多く使います。安心して過ごせるようにしましょう。

 ・子どもが安心できるような言葉掛けを意識しましょう。(「○○だったね。大丈夫だよ。」など)