毎年、食育活動として、「命を頂く」という事をテーマに、子ども達が口にするまでの過程を知り、
旬の魚をまるごとさばいていく様子を観察したり、実際に触れて感触を味わったりと触れ合い体験をしています。
今年のお魚は「さわら」でした!
いつも給食のお魚を提供してくれている犬竹商店さんが来園して下さり、触れ合い体験が始まります!
まず初めに、さわらはどんな大きさ、姿、色なのかクイズを行ないました。
子ども達の想像は大きく膨らんだようで・・・
いざ、さわらと対面すると・・・
「わあ!結構大きいぞ!」
「顔がしゅっとしてる!」 「早く泳げそう!」
など、感想が飛び交っていました。
実際にさばいて頂くと、
心臓の位置、胃袋、口の中と人間との違いを知り、
疑問がたくさん浮かんできた表情が見られました。
質問コーナーでは「どうしてさわらは早く泳げるの?」
「何を食べて生きているの?」
「家族はいるの?」など、興味が深まっていった様子です。
最後は、お待ちかね!
実際にさわらに触れてみました。
つんつん!と恐る恐る触る子、切り離された頭を持って、まじまじと見つめる子などいろいろな触れ合い方がありました。
もっと触りたい!という声が多く聞こえ、年々怖がる子が少なくなってきた様子が感じられました。
体験後は犬竹さんと一緒に遊んだり、給食を食べたりと、たくさんかかわり、「さわら美味しい!」と
もりもり食べる子ども達の声や姿を直接お届けする事が出来ました。
その姿を受けて「今度生きてるさわらさんに会ったら、みんなの気持ち伝えておくね!」と言って下さり子ども達は大喜び!
「来年は何のお魚が来てくれるかな?」と来年度に、期待を持った様子でした。