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義肢装具サポートセンター臼井研究室長が「ものづくり日本大賞」(内閣総理大臣賞)を受賞しました

       公益財団法人鉄道弘済会義肢装具サポートセンターの臼井二美男研究室長が、117日、卓越した技能者(現代の名工)として、第9回「ものづくり日本大賞」(内閣総理大臣賞)を受賞しました。

 「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、文部科学省が連携し、2005年から開催しており、今回で9回目を迎えました。

 臼井室長は、「スポーツ用義足」を国内で初めて製作した義肢装具士の第一人者であり、熟達した技能・知識を発揮して、数多くの義足患者の自己実現に貢献し、長い年月をかけて、福祉メーカー・大学等と研究を重ね、スポーツ用義足の普及や、国内の義足製造技術の発展に大きく寄与したことが評価されました。

 表彰式は首相官邸で行われ、岸田文雄首相から表彰状を授与され、その後の展示会では、自身が製作した義足について首相に直接説明をしました。

 臼井室長は「このたびの受賞は大変光栄です。義足製作にあたっては、技術はもちろん、患者とのコミュニケ―ションが大切であり、後輩にはそういったことも伝えていきたい。」と喜びを語りました。